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今季限りでの退任を認めたアッレグリ、セードルフについては…

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「選手と監督は違う」
「選手と監督は違う」【写真:goal.com】

ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は5日の会見で、シーズン後に退任することを改めて認めた。また、後任と噂される元オランダ代表MFクラレンス・セードルフについて、「選手と監督は違う」とも話している。

開幕前から去就が騒がれていたアッレグリ監督は、年末に今季限りでの退任を口にしていた。同監督は会見で、クリスマス前にクラブに決断を伝えていたと明かし、次のように話している。

「生涯を通じて一つのクラブに残ることはできない。私はこの4年でとてもうまくやってきたと思っている。3位の座は非常に遠くなっており、現時点ではこの目標を達成するのは非常に難しい。だが、我々にはコッパ・イタリアとチャンピオンズリーグ(CL)がある。私は自信を持っているよ」

後任候補の最右翼とされているのが、元ミランの選手で、現在ボタフォゴに所属するセードルフだ。アッレグリ監督は後任の指揮官について、このように述べている。

「クラブがミランにふさわしい指揮官を選ぶだろう。セードルフは非常にインテリジェントで、指揮官になるクオリティーを備えている。ただ、選手と監督はとても異なる仕事だけどね」

17試合を終えて勝ち点19の13位につけるミラン。アッレグリ監督は6日のアタランタ戦で、勝利を取り戻さなければいけないと語った。

「我々は勝ち始めなければいけない。勝ち点たったの19なんだ。今は欧州カップ戦出場圏よりも、降格圏に近いほどだよ。現状を理解する責任感を持たなければならない。ここ数カ月とは違うようにしなければいけないんだ。どこを間違えたかを理解し、攻守ともに改善しなければならない。難しく、重要な試合であることは分かっている」

Goal.com

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