１２日に行われたセリエA第１９節サッスオーロ戦に３－４の敗戦を喫したことで、ミランのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は解任の危機に立たされたとも見られている。

早い時間に２点を先行したミランだが、守備陣が脆さを見せ、FWドメニコ・ベラルディに４ゴールを奪われて逆転を許した。後半にはこれがデビュー戦となるMF本田圭佑らも投入して反撃を試みたが、追いつくには至らなかった。

この結果、ミランは暫定１１位に低迷。首位ユヴェントスには３０ポイントの大差をつけられている。バルバラ・ベルルスコーニCEOは試合後、「変化」が必要だと訴えており、アッレグリ監督の解任に動くのではないかとの見方もある。

「今回も残念な夜だった。全員の貢献によって変化を加えることがいかに必要であり急務であるかが改めて確認された。このような受け入れがたいパフォーマンスをサポーターに見せ続けるのはこれ以上我慢できない」

契約の満了する今シーズン限りで退任することをすでに明言しているアッレグリ監督だが、シーズン終了を待たずにベンチを追われることになるのだろうか。