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香川真司 10年前

「トップ下に置いて状況変わった」「サイドでは活きない」。現地識者は揃って支持する香川のトップ下起用

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「ユナイテッドは毎試合で同じ布陣で臨む必要がある」

――ジェイソン・バート記者

「後半は確かに改善されたが、前半の内容はかなり酷かった。離脱者を多く抱え、リーグ戦で結果を築けていないスウォンジーとこのタイミングで対戦できたのは幸運だった。モイーズの戦術は良かった。

 ヤヌザイを左に置き、香川をトップ下に置いてからは機能した。ユナイテッドは毎試合で同じ布陣で臨む必要がある。香川はトップ下の選手として買われたわけであり、そこでプレーすべきだ。

 モイーズはいまだに香川に信頼を置いていないが、彼をトップ下で起用する必要がある。ユナイテッドはいまだに脆く、強豪チームであれば結果は違っていただろう」

ユーロスポーツ(テレビ局)=7点(及第点)

――アレックス・ネザートン記者

「(47分)バレンシアのゴール。ヤヌザイがクロスを上げ、香川がファーポストでヘッド。トレメル(相手GK)がセーブしたが、バレンシアが詰めた」

「(67分)スモーリングの逸機。香川が左からクロスを上げ、スモーリングがゴール前での決定機を上に外した」

「(76分)香川の逸機。快速ドリブルでオーバーラップしたラファエルが香川にパス。香川は相手DFを1人かわし、キーパーの裏を突いたシュートは弱すぎたため、戻ったDFにライン上でクリアされた」

「マンオブザマッチ=ヤヌザイ:サイドにポジションを変えると、香川と良い連携を見せた。彼なしでユナイテッドは勝てなかっただろうし、彼なしではシーズン後半戦を戦えない」

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