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香川真司 10年前

「トップ下に置いて状況変わった」「サイドでは活きない」。現地識者は揃って支持する香川のトップ下起用

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「香川のタッチと読みはサイドでは活きない」

マンチェスター・イブニング・ニューズ(地方紙)=6点(平均点):「トップ下で良くなったが、後半は得点すべきだった」

メール(全国大衆紙)=7点(及第点)

――イアン・ウィッテル記者

「39%のボール支配率は最低を記録したが、ヤヌザイがボールを持つ限り、モイーズも希望が持てる。2006年にオプタ(統計会社)が公式にプレミアリーグの記録を付け始めて以来、最低の記録となった」

インディペンデント(全国一般紙)

――イアン・ハーバート記者

「香川のタッチと読みはサイドでは活きず、今季の彼は期待外れだった。モイーズは『創造性をもたらすかどうかを見る』と、ヤヌザイをトップ下で起用したが、ゴールは彼をサイドに移してから生まれた」

 ようやく復調の兆しを見せた香川。英メディアはマンオブザマッチにヤヌザイを選出し、香川評は概ね良いものだった。次なるチェルシーとの大一番は19日に敵地で行われるが、強豪を相手にした試合で香川だけでなく、チームとしての真価が問われることになる。

【了】

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