レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、１４日の会見で、FIFAバロンドールを受賞したFWクリスティアーノ・ロナウドに改めて賛辞を送った。その上で、同監督はC・ロナウドのさらなる活躍に期待を寄せている。

１５日にコパ・デル・レイ５回戦セカンドレグで、オサスナと対戦するマドリー。アンチェロッティ監督は前日会見で、C・ロナウドについて次のように語った。スペイン『アス』が伝えている。

「彼の受賞を祝ったよ。彼は受賞に値した。レアル・マドリーに関わるすべての人が喜ばなければいけない。彼はこのために大変なハードワークをしてきた。すべてがうまくいったね」

「彼はピッチ内外で素晴らしいプロ意識を見せてきた。若手にとって良い模範だよ。フェアプレーを見せ、抗議もしない。イメージを高めるために、サッカー界には（リオネル・）メッシや（フランク・）リベリ、チアゴ・シウバ、（アンドレア・）ピルロといった選手たちが必要なんだよ。こういう選手たちが多ければ多いほど、サッカーにとっては良いことだ」

アンチェロッティ監督は、C・ロナウドが才能だけではなく努力もしてきたと強調している。

「才能とハードワークのどちらが重要だったか？　両方だ。パーセンテージは分からないが、両方だよ。ハードワークをしなければ、才能を見せることはできない。才能があることは重要だが、それを示すためにはハードワークが必要だ。彼は真のハードワーカーだよ」

その上で、アンチェロッティ監督はこのように続けている。

「バロンドール受賞はクリスティアーノにとって大きなモチベーションだった。そして２０１４年もそうなるだろう。彼の責任がさらに増すのは確かだね。監督やチームメートたちも同じだ。バロンドーラーとプレーするのだから。そして、C・ロナウド本人にとっても同じことだよ」

「彼にこれ以上を求めるのは簡単なことじゃないだろう。１年で６９ゴールを決めたのだからね。だが、もっとを求めることができるはずだ」