１６日に行われたコパ・デル・レイ５回戦セカンドレグ、ヘタフェ対バルセロナの一戦は、アウェーのバルセロナが２－０で勝利した。この結果、バルセロナは２戦合計スコアを６－０として、準々決勝進出を決定している。

バルサはメッシが戦列に復帰して以来初めて先発に名を連ねた。ネイマールもコンディションを万全に戻してスターティングメンバーに入ったが、２９分にアクシデント。左サイドを突破してクロスを上げようとしたブラジル代表FWは、足首を痛めてピッチに倒れ込み、直後にアレクシスとの交代を余儀なくされている。

思わぬ事態に遭遇したバルサだが、集中力が途切れることはなかった。４４分、テージョのクロスにメッシが合わせ、ネットを揺らす。本来のパフォーマンスを取り戻したメッシは、６３分にも加点。中央をドリブルで突破し、ヘタフェ守備陣を切り裂いてシュートを沈めた。

バルサは７０分、セスクに代えてシャビを投入する。バルサの副主将は、この試合で公式戦７００試合出場を達成している。２点のリードをそのまま守り切ったバルサは、敵地でも完勝。８強に駒を進め、すでにラウンド突破を決めていたレバンテと対戦する。

同日に行われたそのほかの試合、ビジャレアル対レアル・ソシエダの一戦は、アウェーのソシエダが１－０で勝利を収めた。この結果、２戦合計スコアを１－０としたソシエダがベスト８に進出している。

先週末に行われたリーグ戦ではビジャレアルに１－５と大敗したソシエダだが、この試合でリベンジを果たした。３２分にハビ・ロスのゴールで先制すると、３ボランチが巧く機能してビジャレアル攻撃陣に仕事をさせず、突破を決定した。ソシエダの準々決勝の対戦相手は、セビージャとアルメリアの１部勢を次々に撃破してきた２部B（３部）所属のラシン・サンタンデールとなる。