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マドリーがベティスに5発大勝、暫定でバルサ&アトレティコと並ぶ

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C・ロナウド&ベイルの大砲炸裂、ベンゼマが100得点
C・ロナウド&ベイルの大砲炸裂、ベンゼマが100得点【写真:goal.com】

18日のリーガエスパニョーラ第20節、レアル・マドリーは敵地ベニト・ビジャマリンでのベティス戦で5-0の大勝を飾った。アンチェロッティ監督のチームは翌日に試合を控えるバルセロナ、アトレティコ・マドリーと勝ち点50で並び、得失点差でアトレティコを抜かして暫定2位に位置している。

リーガ屈指の熱狂渦巻くビジャマリンに乗り込んだマドリーは、早々にベティコス(ベティスファン)を沈黙させる。10分、ペナルティーエリア手前までボールを持ち込んだクリスティアーノ・ロナウドが右足を一閃。強烈なスピードのボールが枠の右上に突き刺さった。ポルトガル代表FWは、今季のリーガ得点数を21に伸ばしている。

マドリーはさらに25分、チームのもう一つの大砲であるベイルが加点する。ペナルティーエリア手前右からの直接FK。ウェールズ代表MFが左足から繰り出したシュートは、ゴール前で急激に降下して枠に収まった。C・ロナウド&ベイルのシュートに身動き一つできなかったGKアンデルセンはその後、ボールに触れる度にベティコスからブーイングを吹かれることになる。

マドリーの勢いはその後も衰えず、前半アディショナルタイム1分に3点目を獲得。ルーズボールを拾ってペナルティーエリアに侵入したモドリッチが、鋭い切り返しからベンゼマに横パス。フランス代表FWがこのボールを流し込み、マドリーでの通算100得点目を記録した。ベンゼマは今季、ベティス、グラナダ、アルメリア、セビージャとマラガ以外のアンダルシア勢からゴールを奪っており、相性の良さを見せている。

後半、マドリーはベティスの反撃をいなしながら、さらなるゴールを目指す。52分にはC・ロナウドがペナルティーエリアに入り込むも、右足で叩いたボールはアンデルセンがセーブ。また60分にベンゼマが放ったシュートも、デンマーク人GKの横っ飛びに阻まれた。

存在感を示すアンデルセンに対して、ベティコスは喝采で応じる。しかしベティス側の和解も束の間、ディ・マリアがマドリーの4点目を奪取。CKのこぼれ球に反応したアルゼンチン代表MFは、ゴール前30メートルの位置から地を這うミドルシュートを枠の右隅に叩き込んだ。

アンチェロッティ監督はその後、ディ・マリア、セルヒオ・ラモス、ベンゼマを下げてイジャラメンディ、ナチョ、モラタを投入する。90分にはC・ロナウドのバイシクルシュートがモラタへのパスとなり、このカンテラーノも得点。圧倒的なスコアで試合を終えている。

なおアンチェロッティ監督はこのベティス戦で、指揮官として通算500勝目を達成。内訳は874試合500勝215分け160敗となっている。

Goal.com

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