２１日のコパ・デル・レイ準々決勝ファーストレグ、レアル・マドリーは敵地コルネジャ＝エル・プラットでのエスパニョール戦に臨む。前日会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、リーガで首位バルセロナ、２位アトレティコ・マドリーとの勝ち点差を１に縮めたことへの満足感を表した。

スペイン『マルカ』がイタリア人指揮官のコメントを伝えている。

「現在の我々はシーズン開始時に求めていた場所に位置している。チームは意欲にあふれているよ。明日はコパの準々決勝を戦うが、こちらも重要なトーナメントだ」

エスパニョールについての見解も示した。

「リーガでのエスパニョール戦のような試合を繰り返したい。内容をさらに改善できるなら、より素晴らしいね。アギーレは我々を驚かすことのできる監督だ。彼らは高いインテンシティーを発揮するチームで、強靭な選手たちを有している」

ここ最近、４－３－３システムを採用していることにも触れている。

「中盤３人は素晴らしい守備を見せている。このシステムを使い続けるつもりだ。イスコにとっては困難な状況かもしれないがね。だがディ・マリア、モドリッチの位置や、ベンゼマの代わりに“偽背番号９”として起用することも可能だ。それに彼をトップ下とするシステムを忘れたわけではない」

バルセロナのネイマール獲得費用が、実際は９５００万ユーロであったとの報道について問われると、こう返した。

「私は会計士ではなく監督だ。移籍金ではなく、サッカーのことを話させてもらうよ」