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カルデロン:「ベティス指揮官は人生における夢」

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就任会見に臨む
就任会見に臨む【写真:goal.com】

ベティスは19日、フアン・カルロス・ガリード氏の後任監督となったガブリエル・カルデロン氏の就任会見を開いた。

1983年から87年までベティスに在籍した元アルゼンチン代表MFは、同クラブに監督として復帰することが「人生における夢」であったと話している。

「ワールドカップの決勝など、様々な重要な舞台に立ってきた。しかしながら、このベニト・ビジャマリンのピッチに立つことこそが最も幸せなことなんだ。ベティシスモ(ベティス主義)のおかげでね」

「ここでFKを蹴る時、静寂がスタンドを包んだ。今でもそれを思い出し、鳥肌が立つよ」

また、勝ち点11でリーガ最下位に沈むベティスを残留に導く意思を示した。

「前へ進むことができるとの確信があったから、ここに来ることを決断した。チームのことは理解しているし、私は自信にあふれている。これから待ち受けているのは、18つの決勝戦だ」

「自分の命を捧げる覚悟だよ。私はメッシでもマラドーナでもないが、敗者でなく、勝者のメンタリティーを有している。今後4カ月間は、すべての仲違いを切り離さなくてはならない。クラブの喧騒について触れる気はないよ。私は現場で働かなくてはならない」

ベティスはペペ・メル現ウェスト・ブロム監督を解任してから、混沌に包まれている。クラブ首脳陣はその後にベティコス(ファン)が辞任を求めたブラーダ・ストシッチSD(スポーツディレクター)を解任し、さらには自身の関係のある企業をクラブと結び付けた幹部ホセ・アントニオ・ボッシュ氏、ガリード氏もクラブから追いやった。しかしながらベティコスのメル監督解任の憤りは収まらず、何よりも首脳陣の撤退を求めている状況だ。

Goal.com

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