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バルサ新会長にも告訴対象を拡大へ

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バルトメウ新会長もいきなりの苦境に?
バルトメウ新会長もいきなりの苦境に?【写真:goal.com】

FWネイマール獲得の取引をめぐる騒動の中で、バルセロナのサンドロ・ロセイ前会長は辞任を発表した。だが、後任のジョゼップ・マリア・バルトメウ新会長もこの騒動を引き継ぐことになってしまうかもしれない。

昨年夏にバルサがサントスからネイマールを獲得した際に違法なオペレーションが行われたのではないかとして、バルセロナのソシオであるジョルディ・カセス氏がロセイ前会長に対して起こした訴訟が22日に受理されていた。その後ロセイ前会長は辞任したが、カセス氏は告訴対象をバルトメウ新会長およびハビエル・ファウス副会長にも拡大する意図のようだ。

カセス氏の弁護士がスペイン『8TV』で述べた言葉を、スペイン複数メディアが伝えている。

「告訴対象をバルトメウとファウスにも広げるつもりだ。その他のクラブ首脳陣とも、何が起こったのかについて話をしなければならない。彼らもすべての経緯を把握していた」

「こういう事態に至るとは考えていなかった。バルサはリアクションを取ると思っていた。カセス氏を呼んで、彼らが間違えていたということを伝え、(正しい)数字を彼に見せることになると思っていた」

同弁護士はまた、「ロセイはもっと早く辞任すべきだった」とも主張。「一度ならず二度も三度も、彼は真実を告げなかった」と前会長を批判している。

Goal.com

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