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バルサ会長:「告訴されても辞任はしない」

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ロセイ前会長には賛辞
ロセイ前会長には賛辞【写真:goal.com】

バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は、FWネイマールの獲得取引をめぐる問題でソシオに訴えられることになっても辞任する意志はないと明言している。

バルサのサンドロ・ロセイ前会長は、ネイマール獲得の際に違法なオペレーションを行ったのではないかとの疑いでクラブのソシオであるジョルディ・カセス氏から告訴され、その後会長辞任を発表した。カセス氏の弁護士は、ロセイ前会長だけでなく、ネイマールの獲得契約にサインを行っていたバルトメウ会長およびハビエル・ファウス副会長に対しても告訴の対象を拡大する意志を明らかにしている。

だがバルトメウ会長は告訴されても辞任しないことを明言するとともに、ロセイ前会長も告訴のみを理由として辞任したのではないと会見で述べた。クラブ公式サイトやスペインメディアが同会長の発言を伝えている。

「告訴が私とファウス副会長に拡大されたとしても、我々が辞任することはない。ロセイ氏もこの件のみで辞任したわけではない。すでに彼自身が説明したように、個人的な理由もある。家族の安全やそのほかの個人的なことに関わる理由だ」

「我々は辞任しないよう説得するためあらゆる手を尽くしたが、彼は自らの意志を非常に明確に固めていたので不可能なことだった。会長としても、それ以前に副会長としても、彼はクラブに非常に大きなものをもたらしてくれた」

論争の中心となっているネイマールの獲得コストに関しては、同会長は合計8620万ユーロにのぼる金額の内訳を公表した上で、「嘘はついていない」と主張している。

Goal.com

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