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インテル、トレード騒動のグアリンが招集外

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マッツァーリ:「辞任を考えたことはない」
マッツァーリ:「辞任を考えたことはない」【写真:goal.com】

インテルは26日、セリエA第21節でカターニアと対戦する。ワルテル・マッツァーリ監督は、移籍騒動に揺れたMFフレディ・グアリンを招集外とした。

グアリンは先週、ユヴェントスFWミルコ・ヴチニッチとのトレードが成立しかけたが、インテルが交渉を中止したことで取引は破談に終わった。グアリンは2日間の休みを与えられたが、2日目から練習を再開している。

だが、カターニア戦ではメンバー外となることが決定。マッツァーリ監督は前日会見で、グアリンについて次のように語った。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

「一連のことを考えた結果、明日はグアリンを招集しない。今週、私はすべての力を注いでチームが試合に集中できるようにしてきた。チームは頭をすっきりさせていなければいけない」

「私は各選手たちと話して、新聞を読まないように、カターニア戦だけに集中するように求めた。明日は勝つことが大事になる。全員が自信をもって、リベンジしようと準備している。マーケットが終わるのが待ち遠しいよ」

インテルはリーグ戦で3試合白星がなく、2014年になってまだ勝利を収めていない。マッツァーリ監督は勝たなければいけないと意気込んだ。

「我々は何としてでも勝ち点3を目指さなければいけない。難しい状況? 私の運命だね。私は汗をかかなければいけない類の人間なんだ。でも、難しい挑戦は好きだよ」

「辞任を考えたこと? なぜ、考えなければいけない? グループを信じ、とても評価されていると感じられれば、指揮官は満足なんだ。選手たちが私についてきてくれないなら、辞任を考えることもあり得るだろう。だが、私は経験から、しっかり仕事をして、事実があれば、選手たちがついてくると知っている。彼らはインテルでもっとやってくれるはずだ」

Goal.com

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