ユヴェントスFWミルコ・ヴチニッチは、今冬の移籍市場で同クラブを退団する意思を固めているのかもしれない。

アントニオ・コンテ監督がFWカルロス・テベス、フェルナンド・ジョレンテをファーストチョイスとしているため、ヴチニッチは今季出場機会を減らしている。これまで先発出場はわずか６試合にとどまっている。

インテルMFフレディ・グアリンとのトレード移籍が破談に終わり、ゼニト・サンクトペテルブルクのオファーも断ったヴチニッチ。アーセナルやモナコからの関心も噂されるが、同選手の代理人を務めるアレッサンドロ・ルッチ氏はイタリア『スカイ・スポーツ』で次のように話している。

「ヴチニッチはコンテと会話した。そして、移籍市場が閉まるまでの数日間、個別にトレーニングすることで合意したんだ。彼にはまだ交渉の可能性がいくつか残っているからね」

「だが、私はミルコが売却について質問したことは絶対にないと言わせてもらうよ」

ヴチニッチは、２０１１年夏にローマからユヴェントスに移籍した。ユヴェントスと２０１５年まで契約を結んでいる。