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ニューカッスル、キニアーFDが辞任。移籍市場での失敗と失言にファンが激怒

text by 編集部

ニューカッスル、キニアーFDが辞任。移籍市場での失敗と失言にファンが激怒
ニューカッスル公式ホームページより

 ニューカッスルは3日、ジョー・キニアーFD(フットボール・ディレクター)が辞任したことを発表。今季から3年の契約を結びながら、わずか7ヵ月でクラブを去った。「ロイター通信」が報じている。

 今季FDに就任したキニアー氏は、1日に行われたサンダーランドとのタイン・ウェア・ダービーで0-3と大敗した後にクラブに対して辞任する意向を示した。

 67歳になる同氏はFD就任後、選手獲得を相次いで失敗。FWロイク・レミーと、FWルーク・デ・ヨングをレンタルで獲得するに留まり、サポーターが不満を募らせていた。
 さらに、今冬の移籍市場では中心選手のMFヨアン・カバイェをPSGに放出。代役として、リヨンからMFクレマン・グルニエの獲得を狙うも失敗し、大きな批判を受けていた。

 また、批判するサポーターに対して「私がサポーターよりも多くの知性を持っているのは確かなことだ。それが事実だ」と発言。ラジオに出演した際には所属選手の名前を次々言い間違える失態を犯した。

 キニアー氏は、08-09シーズンに同クラブの監督を務めた際に、MFシャルル・エンゾグビア(現アストン・ビラ)の名前を「インソムニア(不眠症)」と言い間違えて選手が激怒。ウィガンへ電撃移籍する騒動を起こしていた。
 
 キニアー氏とマイク・アシュリー・オーナーは、土曜日のダービーに大敗した際にセント・ジェームズ・パークに姿を見せず、アラン・パーデュー監督は単独で激怒するファンと向かい合っていた。

【了】

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