ボローニャ戦のミラン・本田に落第点並ぶ。「ターラブはスピードあり厚かましい。本田は臆病」
ボローニャ戦、先発出場した本田圭佑だったが、見せ場なく途中でベンチに退いている。現地イタリアの記者は低い点数をつけ、厳しい評価を下した。ターラブとの比較ではより鮮明にそれがわかる。
2014年02月15日(Sat)14時31分配信
「多くのスペースを本田がカバーしなければならなかった」
ACミランMF本田圭佑は14日のホーム・ボローニャ戦で先発復帰し、右の攻撃的MFとして後半21分までプレーしたが、見せ場なく不発に終わった。チームは本田がベンチに下がった後、イタリア代表FWマリオ・バロテッリの強烈な決勝弾により1-0で勝利した。
前節ナポリ戦では胃腸炎で欠場となったが、ここ数試合見せ場のない「背番号10」に対し、途中交代時にはスタンドからはついにブーイングも飛び出した。ミラノでの評価が日増しに厳しくなっている地元メディアだが、この夜は更に鋭い視線を浴びせていた。
一般紙「ラ・レプブリカ」のエンリコ・クッロ記者は本田に対し、勝ったチームの選手としては平均点以下を意味する『5点』とした。
「本田はよくなかった。とても酷いとは言えないが、確実によくなかった。だが、悪かったのは彼だけのせいではないと思う。チーム全体にはあまりにもスピードがなく、ペースが上がらなかった。
(ボローニャの戦術と帰陣の速さゆえに)彼の前には常に相手選手が5人いた。そして、何もできなかった。この戦術では多くのスペースを本田がカバーしなければならなかった。彼はもっとゴールの近くにいなければならない」