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本田圭佑 10年前

「軟弱」「右では遅く、消えた」。精彩欠いた本田圭佑に伊各紙は厳しい評価、最低点並ぶ

14日のボローニャ戦、本田圭佑は先発出場しながらも見せ場をつくることが出来ず、途中交代。ファンからはブーイングを浴びた。現地でも各紙、本田に対して厳しい評価を下している。

text by 編集部 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

「多くのスペースを本田がカバーしなければならなかった」

ボローニャ戦のミラン・本田に落第点並ぶ。「ターラブはスピードあり厚かましい。本田は臆病」
本田圭佑は先発出場【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 15日付イタリア地元紙各はボローニャ戦で先発しながらも、見せ場無く後半21分で交代したMF本田圭佑にチーム最低点の低評価を与えた。

「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙はMFカカ、コンスタン、DFデ・シリオに並ぶ最低の『5点』だった。

「イタリアのブーイングを初めて受けるが、それはともかく乏しかったチームへの貢献よりも軟弱なプレーに対してのものだった。右サイドは本当に彼のポジションではない」と酷評された。

 本田が放ったシュートはゼロ。ドリブル突破も1度だけというデータも並べており、軟弱の誹りを受けても仕方が無い内容だった。最高点は後半41分に決勝点を決めたFWバロテッリの『7点』だった。

「コリエレ・デロ・スポルト」紙で本田はカカと並ぶチーム最低の『4.5点』だった。

 寸評もかなり厳しい。

「パッツィーニとの交代で、ピッチを後にする時に、激しいブーイングがあった。またもや忘れたくなるような試練だった。この日本人はこのミランでは常に困惑しており、居心地が悪そうだ」

 ミランとロシアリーグとのレベルの差に困惑しているのか、苦闘の続く右サイドに居心地を感じているかのように見られても、仕方が無いのが現状だ。

 最高点はGKアッビアーティとバロテッリの『7点』。

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