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川崎F、J1・J2通算100000ゴール達成?! 記念ゴール後のパフォーマンスが話題

text by いしかわ ごう photo by Kenzaburo Matsuoka

「ああいうグダグダがいい」

 1000ゴール達成を記念して、キャプテンの中村憲剛がチームメートとのゴールパフォーマンスを提案。観客席に向かって、大久保が「1」、横に並んだ他の選手たちが「0」を作り、人文字で「1000」となるパフォーマンスを披露したのである。

しかし、このゴールパフォーマンス、打ち合わせ不十分だったためか、レナト、小林悠、森谷賢太郎、中村憲剛、田中裕介と5人も「0」を作る役の選手が出てしまい、よくみると「1000」ではなく、二桁も多い「100000」になっていたのである。

 ゴールパフォーマンスの途中にその事実に気づいた中村は、慌てて「0」を取りやめたが、ときすでに遅し。提案者の中村は「突然、レナトが入って来て…」と苦笑いしたが、「ああいうグダグダがいい。嘉人の100ゴールのときよりはマシでしょ? 今回はなんとか形になった」と及第点であることを口にしていた。

 なお、中村のコメントで触れた「嘉人の100ゴール」とは、昨年の浦和戦で大久保嘉人が達成したJリーグ通算100ゴールのこと。このときはチームメートが「100」の人文字を作ろうとしていたが、「1」と「0」の位置が逆にしたままパフォーマンスをするという失敗をしている。今回は「0」が二つ多かったとはいえ、それなりに満足した様子だった。

【了】

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