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Jリーグ 10年前

J1第8節まとめ。シンプリシオ、ペドロ欠くも上位対決を制す。神戸の力は本物だ!

text by 編集部 photo by Kenzaburo Matsuoka

甲府は今季初の2ゴール

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後半途中で交代したが柏木はチームを引っ張った【写真:松岡健三郎】

【浦和対川崎】

 ボールを保持して多彩な攻撃を見せる両者の試合は、1点を争う展開となった。互いに自分たちの時間帯ではらしさを見せたが、最後の局面では相手の粘り強い守備に阻まれていた。

 迎えた後半23分、浦和は青木拓矢のサイドチェンジから梅崎司が低いボールを中へ入れると、走り込んだ宇賀神友弥が決める。貴重な先制点はそのまま決勝点となり、浦和が勝利を収めた。守備力アップに務める浦和が、多彩な攻撃を仕掛ける川崎Fを無得点に抑えた。

【甲府対名古屋】

 7試合で1勝の甲府が名古屋を下して2勝目を挙げた。前半27分に右CKから佐々木翔が頭で合わせて先制。甲府にとってはこれが公式戦4試合ぶりのゴールとなった。1-0のリードで迎えた後半32分、阿部翔平のパスを受けたクリスティアーノが折り返すと、楢崎正剛がまさかの処理ミス。

 これを石原克哉が押し込み、甲府が追加点を奪った。名古屋は後半41分にPKを得るも、ケネディが外してしまいゴールならず。甲府が今シーズン発の2ゴールを奪って勝利した。

【了】

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