フットボールチャンネル

モイーズはリヴァプールで銅像に、ギグスは不倫をネタに。ブックメーカーがマンU監督で悪ノリ

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

銅像は宣伝の一環で設置したもの

 全長335センチのスーツ姿で両手をズボンのポケットに入れ、寂しそうに遠くを見つめているモイーズ像は、英大手ブックメーカー「パディ・パワー」が宣伝の一環で設置したもので、台には「リヴァプールへの貢献のために」と記述されている。今までリーグを牛耳り続けた宿敵ユナイテッドが不振でリヴァプールと立場が逆転したことを嘲笑したものとなっている。

 パディ・パワーの広報は像設置について、「モイーズとユナイテッドの関係には、出会い系サイトから発展するような魔法がかからなかったが、彼が今季好調のリヴァプールにとって『選ばれし者』だったことは間違いない。(リヴァプールの伝説)シャンクリーのように、モイーズはリヴァプールファンを喜ばせ、色を添えた」と説明。

 一方、別のブックメーカー「ベットフェア」は26日、モイーズ氏の後任を暫定監督として引き継いだライアン・ギグスの初陣、ノリッチ戦(4-0で勝利)が行われている最中に、ユナイテッドの本拠地オールドトラフォードの外に広告車を止めて宣伝。

 ギグスの画像と共に「身内の間にとどめて」、「ユナイテッドの次期正式監督=21倍」と記されたメッセージには、ギグスがユナイテッドの生え抜き選手であることを意味する一方、弟の嫁と不倫関係にあった2011年のスキャンダルを暗示している。

【了】

関連リンク

マンチェスター・ユナイテッドクロニクル
ジュニアサッカー イングランドのドリル集101 ジュニア編
ジュニアサッカー イングランドのドリル集101 ジュニアユース編

1 2

KANZENからのお知らせ

scroll top