視聴者からはクレームが

　グループステージで2連敗を喫したイングランドは、イタリアの結果次第で逆転通過の可能性を残していたため、リネカー氏は国民の気持ちを代弁する形でイタリア代表シャツを着用した。

　だが日本のNHKと同様、公共放送であるBBCは公明正大をうたっているため、リネカー氏の偏見に満ちた行動は視聴者からクレームを受けるとともに、各メディアで賛否両論を巻き起こした。

　リネカー氏はイングランドの敗退が決まった同試合後、黒いフォーマルシャツに着替えており、「イタリアが負け、イングランドが敗退。ユーロ2016（2016年欧州選手権）が待ちきれない」と番組を締めくくっている。

【了】

関連リンク

Match of the Dayホームページ
遠藤保仁、W杯を語る。日本サッカーが手にした知性
【ダイジェスト動画】イングランド対イタリア、大国同士の対戦は2-1でイタリアに軍配
【W杯・試合採点】イングランド対イタリア（グループD）