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香川真司 10年前

アシストの香川に現地は及第点。快勝に指揮官は満足「世界各国のテレビ局は、今日の我々の先制点を見せるべき」

インターナショナル・チャンピオンズカップでレアル・マドリーと対戦したマンチェスター・ユナイテッド。試合は3-1で勝利し、ファン・ハール監督も結果・内容に満足しているようだ。香川は後半途中からトップ下で出場し、アシストを記録した。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

アメリカ史上最大の観客数を記録

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香川真司【写真:Getty Images】

 プレシーズン「インターナショナル・チャンピオンズカップ」のグループA第3戦が2日、アメリカのミシガンで行われ、マンチェスター・ユナイテッドがレアル・マドリーを3-1で破った。香川は後半17分からトップ下で途中出場し、同35分にチームの3点目をアシストした。

 サッカーにおいて109318人というアメリカ最大の観客数を記録した同試合で、ユナイテッドは昨季のチャンピオンズリーグ王者を相手に躍動した。ユナイテッドは前半21分、右サイドでMFフレッチャーとFWルーニーがワンツーで突破すると、フレッチャーからボールを受けた中央のFWウェルベックが左ペナルティエリア内にフリーで走り込んだMFヤングにパス。ヤングが左隅に決めた。

 その5分後、ユナイテッドのDFキーンが左サイドを突破した相手MFベールを倒してしまいPKを献上し同点に追いつかれたが、37分に再びヤングが左サイドからクロス性のボールを放り込むと、そのままゴール右隅に決まって勝ち越した。後半35分には途中出場の香川が右サイドからファーポスト前にクロスを放り込むと、そこに走ったFWエルナンデスが頭で合わせ、これが3点目となった。

 今回も4戦連続で3-5-2の布陣を使用したルイス・ファン・ハール監督は、2トップにルーニーとウェルベック、トップ下にマタ、左右MFにヤングとバレンシア、守備的MFにフレッチャーとエレーラを配した。今回も後半に7選手が途中交代でプレーしたが、過去2試合とは打って変わって前半の勢いを失うことなく、勝ち切った。

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