フランス1部リーグのモナコに所属するコロンビア代表FWラダメル・ファルカオとブルガリア代表FWディミタール・ベルバトフが20日、練習場で行われたスピード対決で互角の勝負を繰り広げた。
今夏の移籍市場でもレアル・マドリーやユベントスなど、欧州強豪クラブから獲得の打診が殺到中と報じられる28歳ファルカオに挑んだのは全盛期を過ぎた感のある33歳ベルバトフ。ベルバトフは「省エネ」のプレースタイルがしばし批判の的となっているが、今回の勝負ではそのイメージを覆す接戦ぶりを見せた。
ラダー、ハードル、ポールなどを使い、ジグザグ走、ジャンプ、ドリブルなどを交えた往復約50メートルのスピード対決で、ベルバトフが往路をリードしたが、ファルカオが復路で巻き返し、僅差で勝負がついた。
モナコは今季、昨季の同リーグ覇者パリ・サンジェルマンの対抗馬として注目されているが、開幕2連敗と低調な出だしを切っている。
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