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ドイツ・パダーボルンのFWが「自分で転んだ」と自己申告。審判は誤審を訂正

ブンデスリーガのパダーボルンに所属するドイツ人FWシュテファン・クチュケが27日にホームで行われたリーグ第6節のメンヒェングラトバッハ戦で、審判の誤審を訂正したことがフェアプレーとして取り上げられた。28日のブンデスリーガ公式動画番組が伝えた。

 ブンデスリーガのパダーボルンに所属するドイツ人FWシュテファン・クチュケが27日にホームで行われたリーグ第6節のメンヒェングラトバッハ戦で、審判の誤審を訂正したことがフェアプレーとして取り上げられた。28日のブンデスリーガ公式動画番組が伝えた。

 クチュケは0-2の劣勢で迎えた前半39分、センターサークル付近で相手のパスをカットして速攻を仕掛けようとした際、自らの足が絡まって転倒。だが、約20メートル離れた場所にいた主審は、近くにいたメンヒェングラトバッハのドイツ代表MFクリストフ・クラマーが転ばせたとしてイエローカードを提示した。この誤審にクラマーが苦笑いで天を仰ぐと、クチュケは主審の下へ駆け寄り自分で転倒したことを説明。すると主審は警告を取り消し、ドロップボールで試合を再開した。

 試合後、クチュケは「自分で転倒したから、それを主審に伝えた。クラマーにイエローカードが出されるのを見たから、あれはファウルじゃないと言ったんだ」と話した。

 なお、試合は2-1でメンヒェングラトバッハが勝利し、首位バイエルン・ミュンヘンと勝ち点2差の2位につけた。

【了】

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