現地時間の7日、ジョンストンズ・ペイントトロフィー(イングランド3部と4部の全48チームが参加するカップ戦)の2回戦コルチェスター・ユナイテッド対ジリンガムFCの試合が行われた。3−3でPK戦にもつれ込んだ熱戦の末、ジリンガムFCが勝利(PK4−2)した。
この試合でジリンガムGKスチュアート・ネルソンはチームのヒーローとなった。PK戦で最後のキッカーを務めたネルソンは見事にこれを決め、チームは勝ち上がりを決める。さらに、ネルソンにとっては節目の100試合出場だったこともあり、喜びは二倍となった。
当然、試合後にはメディアからの取材を受けるネルソン。しかし、この後まさかの悲劇に見舞われる。
なんとジリンガムのチームバスは取材を受けていたネルソンを置いて先に帰路についてしまったのである。クラブの公式ツイッターもそのことを伝えている。
結局、ネルソンはメディアチームの車に同乗し帰宅する羽目に。コルチェスターからジリンガムへはなんと70マイル(約112キロ)にも及ぶ。
100試合出場達成とチームの勝利を決めたことでヒーローになったはずのGKに、思いもよらぬトラブルが舞い込んでしまった。
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