元オーストラリア代表GKマーク・シュウォーツァー。42歳となった今もチェルシーでプレーする彼が、2022年夏に予定されているカタールW杯について厳しく批判した。9日、イギリス『テレグラフ』が伝えている。
カタールのドーハでW杯予選を戦った経験のあるシュウォーツァー。6月のカタールは気温50度にも達する異常な環境。2009年の試合では「今すぐにでも試合を止めるべきだ」とコメントしたという。
さらに、シュウォーツァーは「きっと一人ではだめだ。二、三人が命を落とすような事態に直面しない限り、中止されることはないだろう。全く馬鹿げているよ」と語る。「なぜFIFAはこの事についてもっと議論しないんだ」とFIFAの対応に疑問を呈している。
シュウォーツァーはこのことでFIFAはのゼップ・ブラッター会長への信頼を完全に失ったとも報じられている。
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