スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督は、EURO2016第2節スロバキア戦で犯したミスによってマスコミからもサポーターからも叩かれているレアル・マドリーのGKイケル・カシージャスをスペイン『ラジオ・マルカ』で庇った。

「試合全体のフォーカスをGKに置くのは悪い癖だ。イケル(カシージャス)に関しては解決策なんて無理だ、どんなちっぽけなミスでも彼の存在が注目を集める。

　私は彼の姿勢と態度は正しいと思う、ツキに見放されてはいないと思う。全てのスペイン人が誇りに思うファンタスティックな選手だと思うけど、各自自分の意見があるのは仕方ない」

　デル・ボスケ監督は5-1で大勝した第1節マケドニア戦と2‐1で敗北を喫したスロバキア戦にはさほど差はないと述べた。

「両チームとも後ろに引きこもり、我々がポゼッションを支配した。スロバキアは3回か4回我々のゴールに近づき2点決めたと思う。我々は他の試合の様にゴールを決めることができなかった、それだけのことだ。実質、マケドニア戦よりチャンスはあったと思う、あの試合は5－1で勝ったのにね」

　スペイン代表で6試合無得点のジエゴ・コスタへの先発起用の批判に関しては、招集しなかった場合も批判されていたと供述した。

「招集してこなかったら人々は何故招集しなかったのかと批判してきただろう。現時点でプレミア得点王、そして昨季最多得点者の一人だったからね」

【了】

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