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調子に乗りすぎたU-21フランス代表選手が「敬礼」で赤っ恥

2015年のU-21欧州選手権予選プレーオフの第2節が14日、各地で行われ、スウェーデンがホームでフランスを4-1で破り、2戦合計4-3として本大会出場を決めた。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

レイヴァン・クルザワ
赤っ恥をかいたライヴィン・クルザワ【写真:Getty Images】

 2015年のU-21欧州選手権予選プレーオフの第2節が14日、各地で行われ、スウェーデンがホームでフランスを4-1で破り、2戦合計4-3として本大会出場を決めた。

 第1戦を0-2で落としていたスウェーデンは、3-0とリードして迎えた後半42分、フランスのDFライヴィン・クルザワに値千金のアウェーゴールを許し、形勢が逆転。このゴール直後、クルザワはスウェーデンの選手たちに対し、「さようなら」と嘲笑するように敬礼して回ったが、その1分後に劇的な幕切れが待っていた。

 キックオフ直後にコーナーキックを獲得したスウェーデンは、ゴールエリア内のこぼれ球をDFオスカル・レヴィツキが押し込み4-1とし、再び逆転に成功。するとスウェーデンの選手たちはクルザワの真似をして歓喜し、試合後にも敗退に落胆するフランスのベンチに向かって笑顔で敬礼しながらピッチを後にした。

 なお、U-21欧州選手権は来年6月にチェコで開催される。

【了】

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