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アーセナル、かつてメッシ獲得の寸前にまで迫っていた?父の労働許可入手が困難で破談に

text by 編集部 photo by Getty Images

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アーセナルはメッシの獲得も狙っていたという【写真:Getty Images】

 アーセナルは、2003年にバルセロナのカンテラからMFセスク・ファブレガスを獲得した際、同期のメッシとピケも狙っていたという。『スカイ・スポーツ』と『アス』、そして『ブリーチャー・リポートUK』に所属するギジェム・バラゲ記者が著書『メッシ』で明かした。

 アーセナルは、2002-2003シーズンからバロセロナのカデテA(U16)でプレーしていた3人を視察。パルマのユースチームとの試合(ピケは不出場)の後、アーセナルのスペイン担当スカウトを務めるフランシス氏が獲得を決めた。

 バラゲ記者は自著の中で、これについて「あの夜、フランシス氏はメッシの代理人と会食して、メッシへの関心を伝えた。後に、同選手の父親ホルヘ氏にオファーを提示した」と証言している。

 しかし、「アーセナルはメッシの家族に住宅を与えることができず、父親と家族の数人の労働許可証を手に入れるにはいくつかの壁があった」と、英国の就労ビザが獲得の妨げになったことを明かした。

 とはいえ、ピケとセスクはロンドンに向かってクラブの施設を見渡したものの、契約にサインできる年齢でなかったため1年後、16歳になるまでには口約束での同意に達する必要があった。

 その後、セスクのマネジャーは受け入れたが、ピケの代理人はノーと答え、2004年にマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。

【了】

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