ユベントスのFWカルロス・テベスがアルゼンチン代表に選出され、喜びのコメントを発している。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。
同選手が最後にアルゼンチン代表で出場したのは2011年の7月、コパ・アメリカの準決勝ウルグアイ戦だった。延長終了後のPK戦でテベスは両チーム唯一の失敗者となってしまった。以降、3年以上にわたって代表には選出されていなかった。
テベスは「(リオネル・)メッシは世界一のプレーヤーだ。彼と一緒にプレーできることは最大の喜びだよ」とコメントした。かつて、メッシとの確執が噂された同選手だが、「君たちは常に何かしら“売らないといけない”からね」とメディアに対して皮肉を漏らした。
また、今年開催されたワールドカップで招集されていなかったことについては、「おれも馬鹿じゃない。復帰できるタイミングではないことは分かっていた。そういう状態じゃなかったんだ」と理解を示し、一方で「今は相応しいタイミングだね。この復帰は自分のキャリアにとってご褒美になったよ」と喜びを語った。また、「調子は良い。幸せだしゴールも決めれている」と活躍への意気込みを表した。
アルゼンチンは現地時間12日にクロアチアと、18日にポルトガルと、それぞれ親善試合を行なう。メッシとテベスのコンビの実現に注目が集まっている。
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