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11節で9アシスト&全体2位の走行距離。チェルシー首位快走の原動力、セスクの公式記録が凄まじい

チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが今季、元フランス代表FWティエリ・アンリがアーセナル在籍時の2002-03年シーズンに記録した1シーズン通算20アシストというプレミアリーグ記録を更新する可能性が高まっている。

11節で9アシスト&全体2位の走行距離。チェルシー首位快走の原動力、セスクの公式記録が凄まじい
プレミアリーグ公式サイトより

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが今季、元フランス代表FWティエリ・アンリがアーセナル在籍時の2002-03年シーズンに記録した1シーズン通算20アシストというプレミアリーグ記録を更新する可能性が高まっている。15日のプレミアリーグ公式サイトが伝えた。

 プレミアリーグの公式記録によると、セスクは今季38節中11節を終えて、すでに9アシストを記録しており、当時のアンリのペースを上回っている。

 また、チェルシーのクラブ記録は元イングランド代表MFフランク・ランパードが04-05年シーズンに記録したリーグ歴代2位の通算18アシストとなっており、リーグ記録更新となればクラブ新記録も樹立することになる。

 チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、セスクについてチェルシー公式TV番組で次のように語っている。

「プレミアリーグでプレーするには特殊な要素も必要となり、セスクと同じようにプレーできる選手は少ない。そうした頭脳と技術を持つ選手でも、激しいプレーの中でファーストボール(触れるか触れないかのボール)、セカンドボール(こぼれ球)を拾える質を持たなければ、非常に難しい」

「こうした質を持つ選手は少ないため、彼を獲得できる機会を得た時、彼こそがプレミアリーグで必要となる重要な質を我々にもたらしてくれると感じた。プレミアリーグでは、積極的にボールを保持できる精力的な選手でなければ、プレーするのは厳しい」

 さらにプレミアリーグの今季の走行距離の記録を見ると、セスクは11試合で全体2位(1位はサウサンプトンのフランス代表MFモルガン・シュネデルランで134.3km)の130.9kmを走っており、同記録の上位勢の中ではダッシュの数が他の選手たちよりもはるかに少ない事から、平均時速7.5kmで効率の良い動きをしている事が明らかとなっている。

【了】

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