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元フランス代表アンリ「ピッチの上では自分に厳しく」米紙のインタビューで語る

text by 編集部 photo by Getty Images

元フランス代表アンリ「ピッチの上では自分に厳しく」米紙のインタビューで語る
アメリカでプレーするアンリ【写真:Getty Images】

 アメリカ、メジャーリーグサッカーのニューヨーク・レッドブルズに所属するFWティエリ・アンリが現地時間の22日米紙『ニューヨーク・ポスト』でQ&Aに答えている。

 ニューヨークでのプレーが5年目を迎えたアンリへの質問は、ピッチ上のことからプライベートなことまで多岐に渡っている。

――なぜニューヨークがそんなに好き?

アンリ(以下略)「僕は騒々しくて荒っぽい部分が好きなんだ。みんな自分の言いたいことを言う。みんな本音で話しているところがいいね」

――あなたはニューヨークで認められている?

「イエス。ここはニューヨークだ。たくさんのヨーロッパ人やラテンアメリカ人がいる。彼らは試合を見てくれているんだ。アリゾナに行った時は街を自由に歩けたよ。みんなアメリカンフットボールやバスケットボールが好きだからね」

――アーセナルでのいい思い出は?

「タイトルはいつでもいいものだ。タイトル獲得以上のものはないね」

――98年フランスワールドカップの優勝はどんなものでしたか?

「素晴らしかったね。単にW杯を優勝したというだけでなく国中が一つになれた。ムスリムやカトリック、黒人のみんなが人種に関係なくフランスという国に誇りを持っていた」

――ピッチ上ではどんなメンタリティでプレーしている?

「(ピッチでは)僕は厄介者だ」

――どんなふうに?

「僕はパスが出せなければ、自らでシュートを打ちたいと思う。僕はいつでも自分自身に厳しい要求を課すんだ。時には他の選手に対しても厳しくするよ。でも、このことはゲームにいい影響をもたらしている」

――あなたは負けず嫌いですか?

「申し訳ない。負けるのが好きな人を僕は知らないよ」

 アンリはこのほかにも、子供のおむつを変えていることや自身の幼少期、両親の離婚などについて質問に答えている。

 ニューヨーク・レッドブルズを今季限りで退団するとの噂もあるアンリ。37歳となった元フランス代表の今後にも注目が集まっている。

【了】

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