マンUのファルカオ（左）とV・ペルシ（右）【写真：Getty Images】
今季マンチェスター・ユナイテッドに加入したコロンビア代表のFWラダメル・ファルカオ。負傷の影響もあり、ここまではリーグ戦5試合出場1ゴールとインパクトを残せずにいる。
それでも、ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は彼への信頼は失っていないようだ。むしろ、復帰間近と伝えられているファルカオに対しては、ロビン・ファン・ペルシら攻撃陣とのポジション争いで、チームを奮い立たせる存在としての期待を寄せている。
現地時間の28日付の英紙『ガーディアン』がファン・ハールのコメントを伝えている。
指揮官はファルカオについて「期待していなければ、ローンで獲得していない」と語る。さらに「選手たちは常にポジション争いが待っている。私はいつでもその時ベストな選手を選択する」と話している。
こうしたファン・ハールの考えから、立場が危うくなりそうなのはオランダ代表のファン・ペルシだ。
先日のアーセナル戦では、わずか13回のボールタッチしかできずに途中交代。今季はリーグ戦で900分以上（11試合）プレーしながらでプレーしながらわずかに3ゴールと、彼も決してトップフォームにはない。
27日英紙『テレグラフ』で、セリエA・インテルのロベルト・マンチーニ監督がファン・ペルシを1月のトップターゲットにしているというニュースも出てきている。
2度のプレミアリーグ得点王経験者のファン・ペルシ。ファルカオ、ウェイン・ルーニーらとのポジション争いが待っているとはいえ1月までにゴールを量産し、改めて自身の価値を証明したいところだ。
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