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LFP会長、ファン死亡事件をうけてウルトラスに終止符を打つ姿勢「彼等の最期」

text by 編集部 photo by Getty Images

LFP会長、ファン死亡事件をうけてウルトラスに終止符を打つ姿勢「彼等の最期」
スペインプロリーグ機構のハビエル・テバス会長【写真:Getty Images】

 スペインプロリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス会長は、スペイン反暴力委員会とのミーティングの後、各クラブの過激応援団“ウルトラス”について「彼等の最期だ。徹底的に潰す」とスペインサッカーから暴力を排除する意気込みを見せた。スペイン『エフェ通信』が伝えている。

 テバス会長は、30日に死亡者が出たアトレティコ・マドリーとデポルティボのウルトラスによる大乱闘を理由に、スペイン教育文化スポーツ省・スポーツ上級審議会(CSD)と話し合いを持った。そこでは、これから二度と同じことが繰り返されないよう新たな対処方法について議論された。

 ミーティングに出席したCSDのミゲル・カルデナル会長は、バルセロナの元会長ラポルタ氏やレアル・マドリーのペレス会長同様、ウルトラスのスタジアムからの永久追放やスタジアム内で暴力行為があった場合に彼らが陣取るスタンドの閉鎖、更には暴力の予防部隊の結成が各クラブやLFPによって提案されたと明言した。

 これらは4日に行われるCSDとLFP、そしてスペインサッカー連盟(RFEF)とのミーティングで議論される。

 また、カルデナル会長はウルトラス永久追放の為に「各クラブのウルトラスの公式リストの作成も提案された」としながらも「これには時間が必要だ」と早急な対応は困難なことを明かした。

【了】

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