エバートン戦で負傷したアグエロ【写真：Getty Images】
マンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロはどうやら決勝トーナメント進出の懸かった10日（日本時間11日4時45分）のチャンピオンズリーグ（CL）、ローマ戦は欠場となりそうだ。
1−0で勝利した6日のエバートン戦でアグエロは左ひざの靭帯を損傷。試合後のインタビューで、シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督も「良くないニュースだ。ローマ戦には出られないだろう」と語っている。
今季のアグエロは全コンペティション合わせて、20試合出場19ゴールと出色の出来。エースとしてチームを牽引する存在だ。
キャプテンのヴァンサン・コンパニやステバン・ヨベティッチらも負傷で離脱中のシティ。しかし、どうやら7日付の『サンデー・エクスプレス』によれば、同じく離脱していたMFダビド・シルバはこの試合に戻ってこられるようだ。
卓越したボールスキルでチャンスを多くの演出するこのスペイン代表レフティーの復帰はシティにとっては大きなニュース。
ただ、ペジェグリーニは「我々は一人の選手に依存しない。アグエロのパフォーマンスには当然満足しているが、彼がいない試合でも14、5試合に勝ってきた。それはシルバも同様だ」と、主力の離脱にも動じていない様子。
対戦相手のローマについては「攻撃的なチーム」とし、さらに「（フランチェスコ・）トッティは今でも相手の脅威となる存在。フランク・ランパードと同じようにね」と、38歳になったローマのキャプテンへの警戒を明かしている。
CLベスト16進出のためには、勝利が最低条件となるシティ。アウェイ・ローマの地で逆転突破を目指す。
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