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後半巻き返すか。終了間際の失点でドローも、ポジティブがネガティブを上回ったドルトムント

text by 本田千尋 photo by Getty Images

次節ブレーメン戦はCL決勝級の重要な一戦

後半巻き返すか。終了間際の失点でドローも、ポジティブがネガティブを上回ったドルトムント
前半戦の最終戦である次節は、最下位のブレーメンとアウェイで戦うこととなる【写真:Getty Images】

 もっとも、なかなか勝てない中での怪我人の復帰といったように、今季のドルトムントは常に絶望の中に希望が入り混じりながら、そのことをなかなか結果に結びつけられていない。

 しかしウインターブレイクを目前にして、先に記したようにネガティブに対するポジティブの割合が増えてきているところもある。ヴォルフスブルク戦も、終了間際の不用意な失点を避ければ、勝利を収めることが出来た試合である。「最後まで厳しいシーズンのまま」かどうかは、まだ分からない。

 前半戦の最終戦である次節は、最下位のブレーメンとアウェイで戦うこととなる。ドルトムントはヴォルフスブルク戦を前にした時点では、今季アウェイでの成績は1勝1分6敗と18チーム中で18位となっており、最下位が相手とは言え、決して油断は出来ないところだ。

 それでもここはきっちりと勝ちを収めて、ウインターブレイクに突入しなければならないだろう。ここで負けてしまえば、本当に「最後まで厳しいシーズンのまま」で終わりかねない。

 ドルトムントにとって次節ブレーメンとの試合は、CLの決勝戦に勝るとも劣らない、重要な一戦である。

【了】

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