2得点のFWフェルナンド・トーレス【写真：Getty Images】
【レアル・マドリー2-2アトレティコ・マドリー スペイン国王杯 ベスト16 2ndレグ】
スペイン国王杯ベスト16のセカンドレグが現地時間15日に行われ、レアル・マドリーはホームでアトレティコ・マドリーと対戦している。
ファーストレグをアウェイで0-2で落としているマドリー。ホームで逆転を狙いたい一戦だったが、主役はアトレティコのトーレス。
開始1分に左サイドをグリエーズマンが突破。逆サイドに送ったクロスはトーレスの下へ。これを左足できっちりと決めていきなりアトレティコが先制する。
先制されたマドリーは、20分にセルヒオ・ラモスが右からFKを頭で合わせ同点に追いつくことに成功。
トータルで逆転するためにはあと3点が必要なため、さらに攻撃のギアを上げる。30分にはゴール前で波状攻撃、43分にはC・ロナウドがシュートを放つが決められない。
必死の攻撃も実らず前半は1-1で折り返した。
前半得点以外はほとんどチャンスのなかったアトレティコだったが、再びトーレス。46分に左サイドをグリエーズマンがドリブル。グリエーズマンの前を抜けたトーレスが、DFを交わし、今度は右足で決める。古巣復帰後に初得点を含む2得点の活躍を見せた。
このままでは終われないマドリーは54分、マルセロ、ベイルとつないでクロス。これをC・ロナウドが頭で合わせ再び同点となった。
アトレティコは57分にこの日大活躍のトーレスに代えてトゥランを投入。
その後は両チーム落ち着いた展開になり、得点が生まれない。
結局両チーム得点はなく、そのまま2-2の引き分けに終わった。そして、トータルスコアで4-2としたアトレティコが準々決勝進出を決めている。
【了】
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