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日本に勝利したUAE監督「心でプレーする必要があった」

text by 編集部 photo by Getty Images

日本に勝利したUAE監督「心でプレーする必要があった」
日本代表に勝利したUAE代表の選手達【写真:Getty Images】

 日本代表は23日、アジアカップ準々決勝でUAE代表と対戦し、1-1のまま迎えたPK戦の末、敗退した。試合後、UAE代表のマフディ・アリ監督が記者会見に出席し、日本に勝利した感想を述べた。

――アギーレ監督は「UAEは人生をかけて戦った」と発言しましたが、それは賛成か?

「まずは選手、チーム、スタッフに感謝の気持ちを伝えたい。昨日はタフなゲームになると話したが、実際にそうなった。イラン戦は素晴らしいプレーをしたが最後の最後で負けてしまった。今日は“たまには美しいサッカーではなく、心からプレーするサッカーが必要だ”と選手達に伝えた。

 サッカーは時にフェアではないときがある。イラン戦ではそうだったが、今日はフェアだったと思うし、準決勝に進めたのは相応しいと思います。

――アジアのチャンピオンを倒す意味は? 次のオーストラリア戦にどうやって繋げるか?

 日本に勝ったことは素晴らしい事で、選手達の自信とモチベーションになる。120分戦い、神様のおかげで勝てた。開催国となるオーストラリア代表と対戦するのは厳しくなりそうですが、今終わったばかりで次の試合まで中3日しかない。また集中して、次の試合でも良いプレーをしたい。

――同じインテンシティをオーストラリア戦でも発揮するためには何が必要か?

 ユースや五輪の試合でこういうタフなゲームはよくあった。時には心でプレーすることが必要だ。日本は強くて、規律を守って良いプレーをしましたが、我々もよくプレーした。(次のオーストラリア戦では)満員のスタジアムで、今日と同じ結果を出せるようにしたい。

――オマル(背番号10のオマル・アブドゥラフマン)のPKはビックリした?

 素晴らしいPKだった。その後川島選手のモチベーションが下がって、次のPKで動けなかった。心臓がドキドキして、彼には「もう二度やるな!」と伝えたよ。

【了】

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