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マンU副主将のフレッチャーがWBAへ移籍。ユース時代から過ごしたクラブを離れる

text by 編集部 photo by Getty Images

マンU副主将のフレッチャーがWBAへ移籍。ユース時代から過ごしたクラブを離れる
WBAへの移籍が発表されたMFダレン・フレッチャー【写真:Getty Images】

 プレミアリーグのウェスト・ブロムウィッチ(WBA)が、マンチェスター・ユナイテッドで今季前半戦の副主将を務めたMFダレン・フレッチャーをフリーで獲得したことをクラブの公式サイトで発表した。

 スコットランド代表主将の31歳はユースからユナイテッドに在籍しており、11歳で加入して以降20年間同クラブで過ごした。2003年にトップデビューし、途中慢性の内臓疾患を抱えながらも、これまで通算342試合に出場。しかし、今季からチームを率いるルイス・ファン・ハール監督のもと、5試合の出場に留まっていた。

 フレッチャーは「新しいチャレンジはファンタスティックだね。これは私にとって正しい移籍のタイミングだ。感傷的にはなっていないよ。ユナイテッドでは良き思い出がたくさんあるけれど、今はWBAの選手であり、それに浸ってはいられない」と新天地での抱負を語った。

 移籍の理由については「(トニー・ピューリス)監督の存在が大きかった。会った瞬間から私を必要としてくれる気持ちが伝わってきて、とても嬉しかったよ」と指揮官の熱意が要因になったことを吐露。

 英メディア『BBC』によると、ユナイテッドが夏に切れる同選手との契約を破棄し、移籍金が発生しない環境を整えたことも今冬の移籍を生む要因になったと指摘した。

 フレッチャーのWBAとの新契約は2017年夏までの2年半で、1年の延長オプションが付いている。また、背番号はユナイテッド時代と同じ「24」を背負うことが発表されている。

【了】

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