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マンU戦観戦へ「腎臓売る」宣言の英3部クラブのファン、ついに夢叶う

2月16日にホームで行われるFA(イングランド協会)カップ5回戦(16強)のプレストン(3部)対マンチェスター・ユナイテッド戦のチケットを獲得するためなら、自身の腎臓提供も辞さないと言っていたプレストンのファンが、FAから2枚のチケットを無償で提供されたことが明らかとなった。13日の英紙『メトロ』などが報じた。

text by 藤井重隆 By Shigetaka Fujii photo by Getty Images

マンU戦観戦へ「腎臓売る」宣言の英3部クラブのファン、ついに夢叶う
プレストン対マンU戦のチケットを獲得するためなら、自身の腎臓提供も辞さないと言っていたプレストンのファン(英紙『メトロ』より)

 2月16日にホームで行われるFA(イングランド協会)カップ5回戦(16強)のプレストン(3部)対マンチェスター・ユナイテッド戦のチケットを獲得するためなら、自身の腎臓提供も辞さないと言っていたプレストンのファンが、FAから2枚のチケットを無償で提供されたことが明らかとなった。13日の英紙『メトロ』などが報じた。

 米ポップスター、マイケル・ジャクソンと同姓同名の同ファンは、妻のキャロルさんと共にヨハネスブルクからプレストンまで片道14時間、9200kmの旅を実現させることになるが、その旅費は5000ポンド(約90万円)にも上るとされる。

 FAの広報はチケットの無償提供について大会を盛り上げるための話題作りの一つだったとし、次のように話している。

「我々は今年、FAカップの珍事についてのキャンペーンをやっている。我々はマイケルの記事を目にした時、珍しい旅になると考え、協力したいと思った。彼が英国に到着し次第、我々は彼にチケットを渡すつもりでいる」

 ジャクソンさんは今回の件に関して、「僕はこんなことが起こるなんて思っても見なかった。非常に光栄に感じているし、ドキドキ、ワクワクしている。プレストンがもっともっと好きになった」と話した。

【了】

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