補強面と総合力それぞれの診断結果
補強診断 B
復帰組を中心に、補強にも攻撃的スタイル
今季の新戦力は、甲府からレンタルで獲得したクリスティアーノと大津以外全員が下部組織出身者だ。U-18から昇格した中山雄太と大島康樹に加え、レンタルから復帰した山中亮輔、武富孝介、中川寛斗、この5人には柏のフィロソフィーを体現する存在として活躍が期待される。
ただ、浦和に引き抜かれた橋本和、仙台へと移籍した渡部博文の穴を埋められたかという点では疑問が残る。
クリスティアーノと大津という爆発力のあるタイプを補強して、前線の層は確実に厚くなったが、ACLによる過密日程なども考慮すると守備陣は若干心もとない。
総合力診断 B
若い選手が多く、求められるのは全員の成長
吉田監督のスタイルをよく知る選手が増えた一方で、経験の浅い若手が戦力の大きな部分を占める。大谷らベテランから多くを学び、それぞれが大きく成長しなければチームとして優勝を争うことは難しいだろう。
課題解決にはチームを引っ張るベテランたちの力が不可欠。若い選手だけでなく、年長者も貪欲な姿勢で臨む必要がある。
工藤やレアンドロといった主力級が毎試合コンスタントに力を発揮するだけではアジアの壁を超えることはできない。ACLを経験できる強みを生かし、タフさを身に着けた若い選手たちと既存戦力とが一体になったチームを作り上げられれば、求め続けたアジアでの勝利がぐっと近づくに違いない。
【了】
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