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リバプール指揮官、FA杯で格下相手にドローも前向き「最低限の目標は達成した」

text by 編集部 photo by Getty Images

リバプール指揮官、FA杯で格下相手にドローも前向き「最低限の目標は達成した」
リバプールのロジャース監督【写真:Getty Images】

 リバプールは8日に行われたFAカップ準々決勝でチャンピオンシップ(2部)のブラックバーンと対戦。ホームでスコアレスドローに終わり、再試合が決まった。

 シーズン後半に入ってから破竹の勢いで勝ち星を積み重ねてきたリバプール。しかし、FAカップでは下位リーグのチームに苦戦する場面も見られ、ブラックバーン戦でも70%以上のボール支配率を記録しながら得点を挙げることが出来なかった。

 英紙『エコー』でリバプールのブレンダン・ロジャース監督は「我々の目標は準決勝に進出するための可能性を残すことだった。この試合は勝ちに値する試合ではなかったが、過度に失望しているわけではない。選手たちはトルコ遠征を終え、リーグ戦でマンチェスター・シティとバーリンーから6ポイントを勝ち取ったばかりだったからね。

 ブラックバーンは手強かった。我々はチャンピオンシップに所属するミドルスブラ、ボルトン、ブラックバーンとホームで戦ったが、90分で試合を終わらすことができなかった。今日のようにフィジカルの鋭さを欠いたまま、相手の低い位置でのブロックや統率された守備ラインを崩すことは難しい」とゲーム内容を振り返った。

 また、試合開始直後に相手選手との接触によって頭を地面に打ち、8分間もピッチに倒れ込んでいたDFマルティン・シュクルテルについては「彼は大丈夫だ。試合後にしっかりと歩いていたし、話をすることもできた。念のため地元の病院に行くだろう。無理をさせるつもりはないし、医師の診断に従うよ」と選手の体調を気にかけた。

 リバプールは現地4月7日か8日にブラックバーンと敵地イーウッド・パークで再試合を行う。

【了】

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