フランスで2部リーグ所属のオセールが現地時間の7日、クープ・ドゥ・フランス（フランスカップ）の決勝進出を果たしている。

　オセールは現在2部リーグ8位、対戦したのは1部リーグ11位のギャンガン。11位とはいえ、昨季の同杯覇者であり、今季ヨーロッパリーグ（EL）にも出場しているチームである。

　オセールは前半15分に先制点を挙げる。73分には退場者を出したものの、1点を守りきり勝利。見事に決勝進出を決めた。

　3年前に2部リーグに降格したオセールは、同試合で起こしたジャイアントキリングに歓喜。ジャン=ルック・バンヌッシ監督は「この勝利の余韻にじっくり浸りたい。私は彼らを非常に誇りに思う」とチームをねぎらい、喜んだ。

　決勝の対戦相手はパリ・サンジェルマンとなっており、すでにチャンピオンズリーグ出場権獲得が濃厚。このまま行けば、来季は2部リーグにしてELに出場する可能性も出てきた。

　しかし、過去6回の準決勝で5回決勝進出を果たし、4回の優勝を誇るブルゴーニュの町のカップ戦スペシャリストは、まず5回目の優勝を目指す。

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