イタリアサッカー連盟（FIGC）は現地時間16日、財政難で破産宣言したパルマに対し勝ち点「4」のはく奪処分を科すことを発表した。

　深刻な財政難に陥っているパルマは今季すでに2度の勝ち点剥奪処分を受けており、今回で3度目。現在セリエAで最下位のパルマは、これで合計勝ち点「7」を失ったことになる。

　通常であれば勝ち点「19」だが、3回のはく奪で合計「12」。残留ラインの17位アタランタとの差は17に広がり、さらに厳しい状況になってしまった。

　4月の試合でインテルと引き分け、ウディネーゼとユベントスに勝利。勝ち点7を稼いだパルマだったが、そのうち「4」を失う結果となっている。

　また、同時にトンマーゾ・ギラルディ前会長とピエトロ・レオナルディ前CEOの6ヶ月謹慎処分も決定している。

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