元フランス代表のFWティエリ・アンリ氏は、チャンピオンズリーグ（CL）準決勝進出の決勝点を決めたレアル・マドリーのFWチチャリートの態度をイギリス『スカイ』で批判した。

「ワールドカップ（W杯）を優勝したかのように祝った、しかも一人だけで。後ろを振り向き、C・ロナウドと共に祝うべきだった。彼（チチャリート）とロナウドを映していたカメラマンも（ゴールはクリスティアーノのおかげだと）判っていた」

　更にアンリ氏は、同選手のモラルを批判するだけでなく、同選手のクオリティーに関しても「今夜はチャンスを与えられたけど、再びプレーするかは分からない。ゴールチャンスは幾つかあったけど、彼はアシストを出してくれたC・ロナウドに感謝すべきだった」と付け加えた。

「私にとってこのゴールはロナウドのものだ、チチャリートがより良いポジションにいると理解したうえでパスを出したからね。彼が試合の流れを変えた」

　現地では、C・ロナウドが仲間のアシストのおかげでゴールを決められた時に同選手が一人だけで祝うことを批判されることがある。しかし、今回チチャリートでは同じ反応が見られなかった。

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