ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、現地2日にアウェイで行われるセリエA第34節のサンプドリア戦を控え、意気込みを語っている。

　ユベントスは前節、優勝決定の可能性があるなかで迎えたフィオレンティーナ戦で勝利を収めたが、2位ラツィオも白星を飾ったため、リーグ制覇はならず。しかし、残り5試合で1ポイントを獲ればスクデット4連覇が決まるため、指揮官はヴィオラ戦の後に「逃す方が奇跡」とタイトルを確信する発言をしていた。

　伊メディア『スカイ・スポーツ』でアッレグリ監督は「明日の試合は今季初めて自力で優勝を決められるゲーム。サンプドリア戦は勝ちか引き分けのどちらかを得られるように上手くプレーしなければならない。敵地ではパルマとトリノに2連敗している。スクデットを確定させ、チャンピオンズリーグ準決勝に集中したい。

　我々ははすでに欧州へ目を向けているため、選手には十分な休息を与えてきた。サンプドリア戦はベストメンバーで臨むよ。ただ、（アンドレア・）ピルロは出場を見送るかもしれない。最近の彼らは調子を落としているようだが、選手の能力は驚異的だ。簡単なゲームではないが、我々はチームとしてインテンシティーやテクニックを発揮し、アグレッシブな姿勢で臨みたい」と戴冠を見据えた。

　サンプドリア対ユベントスの試合は、日本時間3日午前1時に開始される。

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