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プレミア制覇に感無量のテリー。ファーディナンドについては「哀悼の意を表する」

text by 編集部 photo by Getty Images

プレミア制覇に感無量のテリー。ファーディナンドについては「哀悼の意を表する」
リーグ優勝に貢献したジョン・テリー【写真:Getty Images】

【チェルシー 1-0 C・パレス プレミアリーグ 第35節】

 イングランド・プレミアリーグ第35節が現地時間3日に行われ、チェルシーはホームでクリスタル・パレスに1-0と勝利し5季ぶり5度目のリーグ優勝を果たした。

 チェルシーのキャプテンを務める元イングランド代表DFジョン・テリーは、プレミアリーグ制覇を「信じられないよ」と喜んだ。英紙『インディペンデント』が伝えている。

「ずっとハードワークをしてきた。ようやくゴールに辿り着いたよ。僕たちはチャンピオンだ」

 シーズン前は年齢のために活躍できるか疑問視されていた同選手。しかし、終わってみれば34試合に出場し、退場はゼロ。完璧なパフォーマンスを披露している。

「ある人は僕が週に2試合出れないだろうと言った。彼は僕が誰かわかっているはずだ。僕はまだここにいるよ。戦い続けている」

 この一戦ではチェルシーはFWエデン・アザールのゴール1点によって、なんとか勝利をものにした。テリーは「経験のあるチームだが緊張もあった」と難しさを語った。

 同選手はチェルシーの下部組織出身だ。「子供の時にチェルシーのマスコットも務めたし、ボールボーイもやった」と幼少時代を振り返る。

「10年前に初めて優勝したのもこのクラブだった。ここ5年は優勝できず、シーズンを通して頑張ってプレーした後に、ライバルの優勝を見るのはとても辛いことだった」

「シーズン中は9ヶ月も家族から離れる。簡単なことではないね。その結果優勝できると、やはり嬉しいよ」

 一方で、同選手は2日に妻をガンにより亡くした元イングランド代表DFリオ・ファーディナンドに対してもコメントを発している。

「チェルシーの選手を代表して、ファーディナンドと彼の家族に哀悼の意を送りたい」

【了】

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