ミランの来季の新監督就任が噂されるセビージャのウナイ・エメリ監督が、自身の口でその去就について言及した。8日付の伊メディア『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。

　7日に行われたヨーロッパリーグ（EL）準決勝1stレグのフィオレンティーナ戦（3-0でセビージャが勝利）後、記者会見でミランの指揮官就任の可能性について聞かれたエメリ監督は「私がイタリア語を勉強しているって？　単なる噂だよ。私はここで幸せだし、この環境に満足している。それにミランは私の代理人に話しをしていない」と否定した。

　またセビージャのモンチSD（スポーツディレクター）も『メディアセット』に対し、「今はそのことについて話す日ではない。フィオレンティーナ戦のことを考えなければならないんだ。ウナイとの契約はまだ残っている」とコメント。

　一方、エメリ監督のミラン行きについて聞かれたフィオレンティーナのヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は「彼はとても良い監督だ。現在も、これまでも、彼はそれを証明してきた」と太鼓判を押している。

　フィリッポ・インザーギ監督の続投を発表したミランだが、来季も同監督が指揮を執る可能性は低いとみられている。果たして来季のミランのベンチに座る監督は誰になるのだろうか。

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