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総額200億円超え!? リバプールが夏に狙う6人の名手たち

text by 編集部 photo by Getty Images

総額200億円超え!? リバプールが夏に狙う6人の名手たち
この中からアンフィールドのピッチに立つ選手は現れるか【写真:Getty Images】

 今季大型補強でチーム刷新を図りながら、チャンピオンズリーグ(CL)はグループステージで敗退し、リーグ戦でも期待されたほどの結果を残せていないリバプール。

 スティーブン・ジェラードの退団が決定し、マリオ・バロテッリやファビオ・ボリーニ、リッキー・ランバート、グレン・ジョンソンら主力級の大量放出も噂されている。

 そんな中、早くも彼らの代役候補として名前の挙がっている選手が多くいる。いずれも欧州のビッグクラブで活躍するワールドクラスの名手たちだ。

 今季のCL出場権獲得は困難な状況だが、来季復権を期すリバプールが狙う6人のスターたちをピックアップして紹介していく。

ジェームズ・ミルナー

 マンチェスター・シティとの契約が今季限りで満了を迎えるイングランド屈指のユーティリティプレーヤーは、以前からリバプールの補強リストに名を連ねてきた。

 29歳となったミルナーは、シティで主に途中出場で流れを変える役割を担ってきたが、どのタイミング、どこのポジションで出場しても高いクオリティを保証する。文句ひとつ言わずに走り続ける存在はチームに不可欠となるだろう。

ミラレム・ピャニッチ&ラジャ・ナインゴラン

 ローマの中盤を支える2人は、ジェラードの後釜としてアンフィールドのピッチに立つのだろうか。地元紙『イル・マサジェッロ』によれば、移籍金は2人合わせて6600万ポンド(約120億円)にのぼる。

 現実的な価格ではないが、アメリカ資本に支えられるリバプールにとって、どちらか1人の獲得は十分に可能だろう。また、ローマはファイナンシャル・フェアプレー違反で処分が決定しており、今夏主力を手放す必要があるため、多少の減額には応じるはずだ。

ダニエウ・アウベス

 セビージャやバルセロナで世界最高のSBの評価を獲得したブラジル出身のベテランは、今季終了とともに現行契約が満了となる。

 バルセロナはFIFAによって2016年1月末まで補強禁止処分を科されているが、アウベスとの契約延長交渉は難航している模様だ。

イニゴ・マルティネス

 デイビッド・モイーズ監督率いるレアル・ソシエダで名を上げたCBは、不安定なリバプールの最終ラインを確実に強固なものへと進化させる。

 英紙『テレグラフ』によれば、ソシエダ側はリバプールから提示された移籍金1400万ポンド(約26億円)を拒否したという。今後さらなる高額オファーで首を縦に振らすことになるのだろうか。

カリム・ベンゼマ

 英紙『デイリー・スター』が15日に報じたのは、まさかの関心だった。しかし、レアル・マドリーがアルバロ・モラタをユベントスから買い戻した場合、ベンゼマの放出は避けられないとの見方もある。

 移籍金は4000万ポンド(約75億円)ほどと見られている。リバプールはバロテッリに代わる新たな得点源を探しており、ルイス・スアレスを除いて、彼ほどピタリとはまる人材は他にいない。

【了】

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