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カリアリの2部降格が決定。3度の監督交代劇で泥沼化

text by 編集部 photo by Getty Images

カリアリの2部降格が決定。3度の監督交代劇で泥沼化
セリエBへの降格が決まるカリアリ【写真:Getty Images】

 イタリア・セリエA第36節が17日に各地で行われ、カリアリはホームでパレルモと対戦し、0-1で敗れた。この結果、カリアリはセリエB降格が決定した。

 18位のカリアリは残留に向けて勝利が絶対条件だったが、試合開始早々にパレルモのMFフランコ・バスケスにゴールを決められ、その後は追いつくこともできずに敗戦。残り2試合で勝ち点8差のアトランタを上回ることが不可能となり、11季ぶりの2部降格が決まった。

 カリアリは今季、ズデネク・ゼーマン監督の指揮で開幕を迎えたが、16試合で2勝8分6敗と成績が振るわず、12月に解任。その後、クラブはOBで地元出身者のジャンフランコ・ゾラ氏を新監督に迎えたが、10試合で2勝2分け6敗の勝ち点8を得るにとどまり、3月にゾラ氏を更迭した。

 再びゼーマン監督が指揮官に復帰したものの、5試合で1分4敗と勝利を挙げることができずに2度目の辞任。そして、3度の交代監督の後にジャンルカ・フェスタ監督がチームを引き継いだものの、残り7試合で奇跡の残留劇を叶えることはできなかった。

 なお、カリアリの降格が決定したことにより、パルマ、チェゼーナを含む降格3クラブがすべて確定した。

【了】

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