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アンチェロッティ監督、ミラン移籍は白紙? 「レアルに残るか1年休む」

text by 編集部 photo by Getty Images

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カルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】

 スペイン・リーガエスパニョーラの最終節が現地23日に行われ、レアル・マドリーはホームでヘタフェと対戦して7-3で大勝した。

 去就が不透明なカルロ・アンチェロッティ監督は試合後、記者会見で「まだ待たねばいけない。25日か26日にクラブと話すと思う」と、クラブとのミーティングの日時を明かした。

 試合後に選手達と話しており、別れを告げていたと捉える者もいたがアンチェロッティ監督は「シーズン最後の試合の努力に感謝していたからだ。私はここに残るか1年休むかのどっちかだよ」と、浮上していたミラン移籍の可能性を一蹴した。

 ミランのベルルスコーニ会長は、続行しない場合はアンチェロッティを新監督として選ぶと主張したが「感謝するけどここに残らなかったら休むつもりだよ」と強調した。

 シーズンの半は契約延長の話題で持ちきりだったが、今の様な状況を想像していたかと訊かれた際「これはサッカーだからね。マドリーは要求が高いからシーズンが良くない時に疑問視されるのは当然だ」と、理解を示した。

 無冠に終わった今季については「何度も言った様に1月と2月には3人のキーマンが離脱し、ビジャレアルやアスレティック・ビルバオ相手に勝ち点を逃したりしてしまった」と語った。

 なおペレス会長が未だに自身の決断を伝えていないことに失望していないかと言う質問には「クラブは公平な判断を下す為に考えているのだろう。待っているのは急いでいないからだよ」と、不満を抱いていないと述べた。

 また、再びブーイングされたGKイケル・カシージャスは同時に拍手もされていたが「結局サポーターはカシージャスがクラブにとってどれだけ大切な存在か理解したみたいだ」と、同選手を擁護した。

【了】

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